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みなさんがお持ちの革製品、どんな革が使われているかご存じですか?
革と言っても、牛革、鹿革、馬革等いろいろな種類があります。
また、革の仕上げ方や、年齢や性別によっても違ってくるので、
一口に革と言っても沢山の種類があります。


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皮と革
『皮(スキンもしくはハイド)』と『革(レザー)』、
二つの呼び方が有るのはみなさんご存じだと思います。
なぜ 『皮』と『革』 二つの呼び方が有るのでしょうか?。

”どっちも同じ!”と思われるでしょうが、じつは違うんです。

『皮』とは一般的に、動物の体を覆っている皮、
動物の皮をはいでなにも加工していない皮(生皮)を『皮』と言います。

それでは『革『とは?。
動物からはいだ生皮は、そのまま放置すると腐ったり乾くとコチコチに固くなったりします。
腐ったり乾くと固くなったりしては使い物にならないので、
生皮をいつまでも腐らないようにしなやかさを失わないように皮を加工します。
この加工することを ”なめし” と言います。
そして、生皮をなめした物を、『革』と言います。

一般に、なめし加工をほどこしてない皮のことを『皮』
なめした皮を『革』と区別しています。



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なめし
なめしにも色々な行程があります。

なめしの作業に入る前に、原皮を石灰ずけ、脱毛、皮の肉面に付着している肉片や
脂肪を取り除く等の準備工程を経て、なめしの行程に入ります。

なめしの行程では、用途に応じて配合されたなめし剤の槽につけてから、
水絞り(革中の余分な水分を絞り出す)や、シェービング(革の肉面を削り、一定の厚さに調節する)
等の行程を経て、仕上げの行程に入ります。

仕上げの行程では、大きさを整えたり、乾燥させたり、染色したり、
オイルを加えたりして革を完成させます。

なめしの種類
タンニンなめし
(渋なめし)
植物の樹皮、根、葉などから抽出した植物タンニンを用います。タンニンなめしの革は、水をよく吸い、水を含むと柔らかくなり、伸びたら元に戻らないという特徴があります。
カービングや革細工に最適の革です。
代表的な革としては、ヌメ革などがあります。
クロムなめし
(金属なめし)
植物タンニン液のかわりに、塩基性硫酸クロームを用います。
タンニンなめしに比べ、軽く仕上がり、吸水性が少なく、柔軟性、伸縮性に富みます。
レザージャケットやブーツなど、現在ではほとんどの革製品がクロムなめしされた革を使用しています。
混合なめし
(コンビ)
クロムなめし、タンニンなめし、両者の特徴を併せ持つ。
代表的な革にグローブレザーなどがあります。
油なめし なめしの段階、または仕上げの段階で革に多量にオイルを含ませます。
タンニンなめしの際に、オイルを含ませれば、タンニン革の性質に近いオイルレザーになり、クロムなめしの際にオイルを含ませると、クロムなめしの性質に近いオイルレザーになります。


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皮の種類
『皮』がなめされて『革』になることが解って頂けたと思いますが、
そんな、革になる前の皮、原皮と言われる種類にはどのような皮があるのでしょうか?。
ここでほんの一部ですがご紹介します。

牛皮 仔牛皮 カーフ
生後6ヶ月以内の仔牛の皮で、繊維がもっとも細かく、最上質。
中牛皮 キップ
生後6ヶ月から2年ぐらいの中牛の皮で、カーフよりも厚手。
成牛皮 カウハイド
生後2年の牝(メス)の成牛の皮で、丈夫で厚い。
ステアハイド
生後3ヶ月から6ヶ月以内に去勢した牡(オス)の成牛の皮で、最も多く使われています。
ブルハイド
生後約3年以上の牡(オス)の成牛の皮で、大型で厚く、キメも粗いので丈夫なものに使われています。
馬皮 繊維組織は柔らかく、皮の表面はスムースです。
尻の部分は繊維が緻密なため、光沢の美しいコードバンになります。
鹿皮 暖かい肌触りを持つ水洗いが出来る皮です。
非常に強靱で、特に引っ張りに対して強い。
日本でも古くから使われています。
羊皮 毛穴が小さくてきめが細かくソフトな感じです。
山羊皮 繊維の充実度が高く、羊皮よりも肌がかたく丈夫です。
豚皮 唯一の国産素材で、革として海外にも輸出されています。表面が摩擦に強く、通気性に優れています。


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仕上げによる違い
革を売っているお店に行ったことがある人は解ると思いますが、
革の種類の多さにビックリ!しますよね。

同じ革でも仕上げ方によって呼び方が違ってきますので、
革に興味を持って間もない人は訳が分からないかもしれません。


スエード 革の裏面を、細かなサンドペーパーでバフがけして、起毛させたもの。仔牛、山羊、羊などを使用します。
ベロア 成牛革の裏面を起毛したもの。
スエードは起毛が緻密ですが、ベロアは起毛が粗く毛足が長い。
ヌバック 牛革の表面を削って、起毛させたもの。
鹿革のヌバックもあります。
サドルレザー 植物タンニンなめしで仕上げた厚めの牛革。
オイルレザー なめし、または仕上げの段階で、オイルを多量に含ませた革。
タンニンなめしの際に、オイルを含ませれば、タンニン革の性質に近いオイルレザーになり、クロムなめしの際にオイルを含ませると、クロムなめしの性質に近いオイルレザーになります。
床革 革の表皮をぎん、ぎんを取った後の表皮の付いていない部分を床(床革)と言います。バッグなどの底革に使われたりします。

皆さん、いかがでしたか?
こうして紹介してみると、なめしや原皮、仕上げの違いによって沢山の革の呼び方や、
種類があることがお解り頂けたと思います。
ここでご紹介したことはほんの一部です、まだまだ沢山の呼び方や種類があります。
革について興味を持って頂けたら色々調べてみて下さい、
新たな発見が有るかもしれませんよ!。


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